1月シフト/電子工作/年末年始。

謹賀新年。
Bar一般保護例外、2019年1月のシフトが出ました。
19時オープンではない日も多いので、最新情報は当日のBar一般保護例外Twitterでご確認ください。スタッフも募集中でございます。

前回のブログ更新は、12月の頭ごろだったようだ。去年の秋は近年珍しく長かった。というか夏からずっと気温が高めなのかな。

電子工作おじさん活動強化月間は継続中である。P板ドットコムに発注したプリント基板がぼちぼち届く頃合いに部品を調達しようと、でんでんタウンの電子部品販売店「デジット」に行った。32ピンと36ピンのリボンケーブル圧着コネクタが欲しかったのだが、世の中には30ピンと34ピンと40ピンのものしか存在しないようだった。うかつだった。まぁ、ちょっと設計変更すりゃいっか。

デジットで「店頭限定!! IchigoJam お買い得セット」というものを見つけた。どういうものだか知らないけど、名前はきいたことあるぞ。1900円だし、お買い得セットらしいので買ってみた。

お買い得セットの中身は、「電源付き」ということのようである。あ、でも完成品はAmazonや共立エレショップで2000円以上するし、電源付きで1900円ならお買い得だな。
「BASICで楽しくプログラミング」「こどもパソコン」とある。

ワンチップマイコンに画面用ビデオ出力、キーボード、DIO(電気回路を制御できる機能)とLチカ用のLEDを載せて、8ビット時代風BASICを積んだものらしい。
グラフィック機能はなく、色も出ないが音は鳴る。解像度は低いし容量も少ない。最新のラズパイが15年くらい前のパソコン程度の性能だとしたら、こいつは40年前のパソコン(PC-8001)以下である。
当時のパソコンはベーマガに載ってたゲームを打ち込んで遊ぶくらいしかできないものだったが、その原始的な構造ゆえ機械の構造がわかりやすく、習熟も容易で、低性能を工夫とイマジネーションでどうにかする楽しさもあった。
これ、たぶん、そういう「オッサンは知ってて」「ゆとり世代が知らない」ロストテクノロジーを埋めるための教育機材なのかもしれない。
昔のパソコンと違ってDIOがついているので、簡単なロボット制御にも使える。


P板ドットコムに発注していたプリント基板が届いた。

こんな感じで届く。乾燥材ごとラミネート加工されていてプチプチがついている。

さっそく組み立ててみた。パターンに間違いもないようだ。
これは。「Raspberry Pi(ラズベリーパイ、ラズパイ)」という市販の名刺サイズのLinuxパソコンに、DIO機能をがっつり(4枚スタックで最大128点)増設する装置である。

「Raspberry Pi」のDIO(GPIO)の、
・ピンの並びがバラバラで使い勝手が悪い
・コモンに使えるピンが少なくて直接部品をつなぎにくい
・電源容量が少なすぎてLチカ以上の出力に使うには付加回路が必要
・点数がガッツリほしいときには足りない

という問題点を解決して、「Raspberry Pi」を簡易PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)や簡易ロジックアナライザにするときの使い勝手をよくするものになる。
世に出ればロボコンあたりで活躍するかと思う。
量産したら部品代だけならそんなに高いものでもない。完成品を作ると組賃とテスト費が高いのでキットで売ろうかと、組み立てやすさを優先して、わざわざ古臭いDIPパッケージICで設計した。

せっかくだから「こどもパソコン IchigoJam(イチゴジャム)」でも試してみる。
こどもBASICでI2Cを扱えるらしきことが紙ペラ一枚の取説に書いてあるのでWebでハードウェア仕様をみたら端子も出てるようなのでつないでみた。
IchigoJamは RaspberryPiと同じく5V電源の3.3V系なんだな。


紙ペラ一枚の取説はたいへん心許ないが、WebにI2Cディテクターのサンプルがあったので動かしてみた。通信には成功しているようだ。

これで動いた。
こどもBASICらしからぬコードだけど、これは大人知識を使わないとどうにもならない。
I2C命令は返り値は成否でデータはポインタを手計算した参照渡しで受け取るという機械語の知識を要求してくる仕様であることをアドレスという単語だけから察する。
メモリマップとハードウェア仕様を見て、モトローラみたいなビッグエンディアンではなくインテルみたいなリトルエンディアンで、1アドレスは1バイト、1バイトは8ビット、1変数は2バイト。よくみるやつだな、と確認した上で電文を作る。
もちょっとスマートな書き方もあるような気がするが、これからIchigoJamでMCP23017を制御しようとする諸氏は参考にされたし。

年末に、日本橋でんでんタウン「ロボット連絡会」の忘年会があった。ゲストは、電波新聞社「電子工作マガジン」の大橋編集長。マイコンBASICマガジンの編集長でもあった人物である。今回、「電子工作マガジン2018年冬号」の付録に「マイコンBASICマガジン 再創刊号」がつくというので全国プロモーションの最中だそうだ。

お酒が大好きで忘年会にも参加された大橋編集長と記念撮影。どっちもアルコールが入った顔をしている。私がポケットからカメラを出すと、「あ、GRだ」「GRだ」「僕も持ってる!」と周囲から声が上がった。私のカメラはリコーのGRという高級コンデジで、機械好きには有名な機種のようである。

帰りに、でんでんタウンの「Bar#78(ナナジュウハチバンチ)」に寄って、終電で三国ヶ丘まで帰って、朝方まで飲み散らかして帰ってきた。

声優学校を出てイベントの司会やアシスタントの「おねえさん」をしているミサキちゃんを招いて自宅スタジオでレコーディング。
コンピューターにしゃべらせる音声データの元データを収録した。
ゲームの声優もやったことがあるそうだ。


電子工作おじさん活動をするにはコールサインくらい持ってたほうがいいかなと、検索してみた。JS3はまだ再割り当てになってなさそうなので、高校生のときのやつが再取得できそうである。電子申請だと1950円だそうだ。何万円もしたようなイメージあったけど、そんな安かったっけ。
IDを申請したけど、年末年始はシステムが止まっていた。そういや、もう正月休みも明けたから続きやんなきゃ。

タイムラインで、爆売れして品切れだった電子工作マガジン最新号が本屋さんに入荷したという情報をみてAmazonを確認したらこっちにも入荷していたので買った。

ロボット連絡会の忘年会で、「Node-REDはいいぞ~おじさん」がいたので、正月に読もうとついでにこれも買った。ベテランおじさんの言うことはだいたい正しいものだ。ちょっと古いやつを選んだのでサポートページからサンプルコードをダウンロードできなくなってるのがアレだが、良さげな本である。

堺市IoTセミナーで触ったときは、ビジュアルプログラミングというので「Scratch」みたいなものかと想像して???ってなったけど、モノじたいはよさげである。
Javaスクリプトを習得したプロがさらに勉強して使うもので、ぱっと触れるものではなく学習量は相当必要っぽいが、いろんなハードウェア制御を伴う非同期並行処理をやるときは、Javaスクリプトだけでやるより全然楽になりそうだ。
そもそも字だけで「非同期並行処理」を書くのは相当めんどくさいし難易度も高い。
「Node-RED」は、字で書くと面倒な「非同期並行処理」の仕組みだけビジュアルで描いて、普通の処理は字で書くという仕組みのようだ。どこまで信号が伝わっているのかビジュアルで見えるのでたいへん動作確認もしやすい。よさげだ。
問題は、Javaスクリプトをちゃんと勉強しなきゃいけないことである。オライリーの本、Python3でも分厚かったけど、JavaScriptは800ページもあるそうだ。全部は読まなくていいだろうけど。

電子工作マガジンも読む。いま、上級アマチュア無線の試験にモールス信号の実技試験がなくなっているという。私は高校生のときに電話級アマチュア無線技士を取って、学科試験免除で電信級アマチュア無線技士を受けて落ちて、それっきりになっていた。
私は健康なのだが幼少時より反射神経が鈍いというか動体視力も動体聴力も弱いタイプで、モールス符号は覚えて受験したものの手ごたえゼロだった。モールス実技ないなら話は違うな。あれから大学の電子工学科を卒業してるし、法規だけどうにかしたらどうにかなりそうだ。

年越しは自宅で。年明けは去年もNHK教育の「ねほりんぱほりん」を観ていた。

わだ家の雑煮は、白味噌・焼いてない丸餅(あんこ無し)の関西風である。
今年は妹家族が正月過ぎてから帰省してくるので静かである。

Node-REDに、MCP23017chipというノードがあったので入れてみたら動いた。「Invert」のチェックボックスの挙動が少々釈然としないが、入力と出力のノードをつないで、アドレスとピンを選択するだけで動作した。簡単につながるようである。

Raspberry Pi 内のWebサーバーにPCからブラウザで操作している。
Node-REDは、元から入っているが、そのままでは一部機能が動作せず、ネットで調べたところ、スクリプトを1行走らせる必要があった。

Arduinoもいじっている。Wikipediaによると「アルデュイーノ もしくは アルドゥイーノ」とあるが、関西の電子工作おじさんたちは「アルディーノ」と読んでいるようだ。
(スイッチサイエンス社の動画によると「アルディーノ」は通じないのでダメらしい)
イタリアのロボコン用ワンボードマイコンである。
Bar排他的論理和のLEDボードの制御に使っていたやつだ。

いまArduinoに入ってるデータを残したくて、新しいATMEGA328Pに差し替えようとしたらブートローダーの書き込みが必要だということがわかった。
「Aruduino ブートローダー 書き込み」って検索して最初に出てきたサイトの配線図どおりやったら、どうやら間違ってるっぽい。

こっちが合ってそうなんだけど、それでもなんか通信がうまくいかないな。まぁいっか、と新しいやつに移すのをあきらめて、上書きしちゃうことにする。

やりたいのは「Firmata(ふぁるまーた?)」なるプロトコルでArduinoとPCをつなぐことである。Raspberry Pi のNode-REDやPCの「Processing」なる耳なじみのない言語での事例はあるが、PCのVisualBasicにライブラリは見当たらない。

シリアル通信のプロトコルだから、VisualBasicで使えないことはないだろうといじりはじめたのだが、

こんな分厚い本でも、COMポートいじるライブラリの説明はなかったりする。RS-232Cとか今やレガシーデバイスだからだろう。
「IO.Ports.SerialPort」なるものがあるようなので、ググりながらどうにかしようとしているが進捗ははかばかしくない。

WindowsパソコンのUSBにArduinoをFirmataプロトコルつないでArduinoのI2Cポート経由で、VisualBasicから、このあいだできあがったI/Oボードを制御してみようと思っている。数千円でPCに32点のDIOがついたら画期的な安さになるよね。

おっぱい。

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