航海日誌

6月21日

 最近、司馬遼太郎の「菜の花の沖」を読んでます。江戸時代の北の海商・高田屋嘉兵衛の話。
 もともと北海道ファンだし、歴史小説は好きだし、海に関係する話だし、今までに読んでて当然だったのですが、高田屋嘉兵衛が活躍した北前航路は本質的に植民地収奪航路。アイヌの血と涙により栄えた航路であり、直接は収奪に係わっていなかったかもしれないとはいえ、北海道というよりはアイヌ文化が好きな私としてはニュートラルに読む自信が無かったので機会を選んでいたのですが、べたハマリ中の「北へ。」の作中のクイズにも出てきた事から、今回読んで見ました(笑)。
 うーん、やっぱり司馬遼太郎はいいなぁ・・文章が魅力的で読みやすい上に奥行きが深くてダイナミックで・・文章が巧みな歴史小説家といえば陳瞬臣とか田中芳樹、読ませる作家といえば宮城谷昌光なんかがいますが、トータルな小説としてはやっぱり司馬遼太郎ですね。しかし、司馬さんが亡くなられてから、もう4年も経つんですねぇ・・

6月17日

 ここ数週、私のソフト購入の本数は著しい減少を見せていました。
 まあ、液プロを衝動買いしておいて、それでも衝動買いが止まらなければ、もう禁治産以外に道はないよな・・なんて言いながら、今週は専らドリキャスと一緒に購入したままプレイしてなかった「北へ。」(ハドソン/RED/SEGA)をプレイ。
 決して名作ってソフトじゃないです。判りにくい選択肢やら過剰な観光案内やらギャルゲーとしては迷作といっても良いかもしれないです。
 でも、ハマった。私が北海道ファンなのも関係しているでしょうが、とにかくハマった。

 そこで昨日、日本橋に出た時に続編(というか、おまけ集というか)の「北へ。 Photo Memories」を探したのですが何故か梅田で見掛けた価格よりもかなり高い(売ってる店からして少ないのですが)ので、サントラだけ買って今日は梅田に買いに行ってきました
 ・・・結果・・・↓。あかん、冗談抜きで禁治産の日は近いかも(爆)
北へ。 
 元々、私は画集やらミュージッククリップなんて、よっぽどの事が無いと買わないのだけど、何故にターニャ、何故に琴梨(私の萌えキャラ1,2)・・・やっぱり、私が単純もしくは平凡な性格で「狙い通り」って奴なんだろうなぁ・・・


6月10日

 いやぁ、買っちゃいました。液晶プロジェクターLVP−L2000(三菱)。今まで使っていたLZ−P2(東芝)では画面が粗くて暗く、前から買い換えは狙っていたものの、値段が値段だけに二の足を踏んでいましたが、最近の衝動買いラッシュのフィニッシュとして大決断しました。(最後のはずだったのですが、今度は電動のスクリーンが欲しくなってきました・・ああ、無間地獄・・)

 最初は10万〜20万円クラスを探したのですが、新品でこのクラスは少ないし、液晶の中古は個体差という不安の上に焦点距離が長すぎたり、機体が大きすぎたりで私の部屋の制限にひっかかる事が多く、DLPは新型は値段が、古い機種では実際に観てみたところ、少し文字が読みにくいのが気になったのと(私のPJの主要用途は洋画とゲームなので文字が読みにくいのはかなり痛い)、同クラスの液晶の2倍以上というランニングコストに難点、三管は値段や設置の問題もさることながらゲームにも使うつもりなので論外と適当な機種が無く、悩んだ末に大幅予算オーバーながら新品のL2000となりました。
 系統でいえばデータプロジェクター出身の機械ですが、簡易型のラインダブラーなんかを搭載し、かなりホームシアターを意識した作りになっています。この機種は「ゆらゆら」「縦縞」「赤線」などと呼ばれる画像上の不具合がある事でも知られているのですが、、私は元々シャドウの出ているTVやディスプレイを平気で使う人だし、前に使っていた機種が機種だけに「言われて見れば気付く」程度の不具合は問題なしで明るくてシャープな画像に大満足しています。

自作スクリーン  で、そのプロジェクターで何をしているかというと・・・これ(爆)
 写真の画質は最悪ですが、これは対比物(中央の椅子の上にのっている「まじかるアンティーク」の箱)を写す為に部屋の照明をつけているのとスクリーンがシーツを改造した自作品(笑)で特性が悪い上に、まだアイロンをかけてないので皺だらけの為であり、電気を消してちゃんとしたスクリーンに投影すればもっと画質は綺麗です。(部屋の照明をつけて、シーツに投影してもこんだけの絵が出るとは流石700ANSIルーメン。ちなみにLZ−P2だと確実に何も写りません)

 ※画面のゲームは「痕」(リーフ)。( Copyright (C) 1995-1999 Leaf )