ネバネバ鍋。

食材の「青いもの」が高い季節。フィリピン産のオクラがお手頃で、一年中気候の影響なくリーズナブルなエノキと合わせてみそ汁の具にしたらネバネバするものの風味も歯ざわりもよく、食べた後のお通じが立派なバナナうんこになりやすい。
お通じに難のある、みずきんが来て野菜を摂取したいというので鍋にしてみることを試みた。

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他にネバネバするものといえば何だ。納豆は除外だ。あれは鍋に合う気がしない。「オクラ」「なめこ」「めかぶ」「とろろ」だろう。「とろろ」は火を通すとホクホクになりそうなので除外する。あと、長ネギの捨てる青いところをダシに使ったらネバネバした汁が出るのでそれも採用してみることにした。
とろみが出るので、疑似あんかけ風になることを想定して、味付けは八宝菜っぽいのを考えてウェイパーとオイスターソースな感じにしようと考えた。

順序が問題になる気がした。普通に煮たら焦げそうだ。八宝菜でも、水溶き片栗粉は最後に入れる。ダシ要員を煮込む間に焦げてはいけないので、煮る用の汁とネバネバ汁は別に作成してみることにした。
「ねぎ」→「えのき」→「なめこ」→「オクラ」「めかぶ」の順番にしてみる。
「なめこ」の辺りから「ペペローション」感がすごく出てきた。ひとまずネバネバ液の作成には成功である。「味噌漉し」を使うと、ネバネバ成分を抽出しやすいし、盛り付けもしやすい。

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あ、この「めかぶ」、味付きやった。まぁいっか。そのまま入れちゃえ。結果としては、そもそも「めかぶ」を入れるかどうかの選択だけで汁の味付けどうこうは誤差のうちだった。キノコ(特にマイタケ)の風味が強く、「めかぶ」そのものの風味は局所的だ。
具は、八宝菜を意識して「鶏」「タケノコ」「きくらげ」「白菜」「長ネギ」「うずら卵」、ネバネバ&食物繊維要員で「めかぶ」「オクラ」「えのき」「まいたけ」「しめじ」、食べごたえ要員で「スープ餃子」「フライ麺」を用意。

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味としては、「新しいもの」ができた感がある。先にも書いたけど、マイタケの風味が強くて食欲をそそるのだが、八宝菜感はない。ごま油を入れなかったからかウェイパーとオイスターソースなのにショウユとみりんの寄せ鍋みたいな味になった。当然予想されたことだが、スープのキレが悪い粘る。ネバネバがコンセプトなので当然である。具に絡むスープが思いのほか腹が膨らむ。想定の範囲内ではある。思ったより新しさのあるものができあがったが、まだ粗削りではあるな。バランスを整えたら絶品になる可能性は秘めていると思う。何というか、すごくお通じに良さそうな味がする。みずきんいわく「女子受けがよさそう」とのことである。
焦げやすさは、水炊き以上、キムチ鍋以下な気がしたので、スープは分ける必要なかったかも。味噌ベースにするとか、胡麻ベースとか試行錯誤の余地はありそう。

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締めはこれでパリパリしようと思ったけどスープで腹がふくらんで、ここまでたどりつかなかったので、夜食にした。悪くなかった。

今日は「台湾風の辛い鍋」にするつもりであります。

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