父危篤/遺品整理/会社復活。

「みなし解散」に伴う「継続の登記」は、些細な書類の不備があったと法務局から連絡あったものの、ひと目でわかるような大きな不備・不足はみつかっていないようで、粛々と作業が進んでいるようだった。

2月14日は、父の誕生日。父は入院中で特に何をするということもなく、わざわざ見舞いに行くことも予定していなかった。翌日あたり、実家に寄って車を借りる連絡は母にしていた。いつもすぐ返信がくるヒマな母なのに返事がないなとは思っていた。

中途半端な時間に起きたので、朝食はとらないことにしてランチの店が開くのを待つことにした。11時か11時半に開く店が多い。11時に開くランチバイキングの「一休」にしようと思って出かけたものの開店が押していたようで、「そば処ふくしま」に行く。日替そば弁当はシナシナの揚げ物の下に煮物と焼き物が入っている。アダルトな味わいのダブル炭水化物定食である。漬物が壺漬けから浅漬けに変わった。この店は量が多めでダシがうまい。働くオッサンの店である。

北潟氏の形見分けでもらったkindle FireにGoogle Playのインストールをする。標準ではAmazonストアからしかアプリが買えないようになっていて少々不便だった。

青空文庫で「旧かな遣い」の本を探していたら、新かな遣い版だったけど江戸川乱歩の「怪人二十面相」をみつけた。小学生のときに読んだことがある。読み直してみた。ですます調だったんだな。子供向けの文章、わかりやすい伏線。はじめっから犯人が誰か書いているようなものである。いま読んでも面白いのがすごいな。

母からメール返信があり、父が緊急手術で転院との超展開の内容だった。腸に穴が開いて腹膜炎になっているようだ。年も年だし、なかなかやばいのではないか。普通に母が父を見舞いに行ったら、いきなり通告されて荷物をまとめさせられて、ベルランド病院に移されたという。手術は長時間だろう。もしもの事態は充分想定できるので、数日家を空けてもいいように、冷蔵庫の中の生もの処分とか、生ゴミネットをポイしたりとか洗濯機を回してカワックに放り込むとか、長そうな待ち時間に備えてKindle Fireに色々ダウンロードしておくとか小忙しくしていた。手術が終わったのは深夜。薬で寝かされたままだが生きて手術室を出てきてはいるようだ。全然大丈夫な状態ではなさげな様子らしいので、明けて面会時間になったら見に行くことにする。母も帰宅したようなので今夜はクルマの運転はないなとビールをプシュっとする。

どうせ話ができる状況でもなさげだし、父の見舞いはさっと済ませて、その足で当初予定していた北潟家での遺品回収に行こうと思うので、近鉄百貨店で手土産を買う。北潟父母は故人と違って酒をやらないそうなので、甘いものにする。

ベルランド病院、でかいな。駐車場、第10駐車場とかあった。第何駐車場まであるのだろうか。父の入院手続きは思いのほか早く済み、面会可能時間の12時までICUの前で30分ほど待つ。「薬で寝させられてて、みたら、うわーって思うで!」「え、白目むいてたりするの??」。静かなICUの前で母のでかい声が響き渡る。私の声がでかいのは母からの遺伝だな。面会した父は思いつく限りのチューブがつながっていて、苦しそうにもぞもぞしていた。悪い夢を見てそうだ。呼びかけにも反応しないものの、死にかけている感じはしないな。24時間体制で交代で寄り添うほどの段階ではなさげに見えた。いろんなチューブやケーブルでいろんな袋や機械につながっている。人工透析の機械はテレビではみたことあったけど実物は初めてみたかも。メカに強い母は、血圧計の値を読んでいる。「あ、血圧110まで戻ってるわ」。立ち会うどころか声をかける病院の人もいないし、明らかに大丈夫そうでない感じでチューブにつながっている割には、そこまでやばそうではないなという雰囲気でありました。

9B駐車場があるということは、駐車場は10より多いんだろうな、きっと。前の入院先の病院に自転車を置きっぱなしにしているという母を送り、八尾の北潟家に向かう。

これはナビじゃなくて地図の問題かなぁ。ナビ上は、道が続いているはずである。

実際はこうだ。ブルドーザーなら突破できそうな気がしなくもないが、ホンダFitでは無理だろう。迂回する。北潟家に到着し、半日かけて、故人の部屋の残りの部分をあさる。

ノートパソコンとか、部品とか、工具とか、いろいろ発見。思ったより、いろいろ持って行ってたな。故人は、いろんなお買い得品を大量に買い込む癖があったようで、古い未使用新品が大量に出てきた。私がゴミ認定した様々な未使用品に故人父が「これ、まにあいまへんのか(使い道があるならあげます)」と言ってくれるのだが、そういうのは私も結構持ってたりするんだな。100円で特売されてた電話線とか、電源ケーブルとか、ACアダプタとか。DTM関係の趣味があったようで、未使用品のヤマハQY-10とか使い込んだQY-70とか使い方のわかんないMIDI機器とかギターチューナー出てきた。私は音楽関係はからっきしだけど、ヤフオクで売ったら1万円くらいにはなりそうなので、そういうのは息子さんにあげてくださいと置いてきた。音楽の趣味はなくても1万円は欲しいだろう。本当に大量の外付けHDDを発掘したが、全部ゴミにしてきた。故人よ、恩に着ろ。

回収してきたり、色々もらいうけてきたりした。部品とか、預けてたぶんより増えてる気がするな。

こういうのもノスタルジックな置物でしかないかなぁと思うのだが、捨てるのも心苦しいのでもらいうけてきた。PIOの8255が3基載っている。Z80が載ってそうな構成だけど見当たらないのでCPUは外部なのかな。仕様書があったら制御ライブラリを作ったりするのに便利だったかもしれない。

パソコンは3台のうち2台を発見したが、ACアダプタが見つからない。必要なのはデータだけだから、バラしてHDDをほじくり出すか。デスクトップパソコンとか、電源リールとか、グレープシティのミドルウェアとかRS-232Cモニタとかが結局見つからなかった。パソコンと電源リールは汎用的に使えるから誰かのところにある可能性があるとしても、他のやつなんざ一般人が欲しがるものでもなければ高価だから捨てるものでもない。どこいったんだろうな。

作業中、ダメージ・ジーンズが大ダメージに進化した。ジーパン修理屋に出そうかと思ったが、母が縫ってもどうにもならないくらい擦り切れて薄くなってるからやめとけという。そうかもしれないな。同じズボンばかり毎日洗ってはく私にはダメージ・ジーンズは向いていないのかもしれない。年相応の、プチ高級なブランドもんのノーダメージ・ジーンズが欲しいのだが、そういうのはどこで売っているのかな。

法務局から電話があり、些細な文字の表記違いがあるけど向こうで処理してくれるようで、16日には会社が復活する予定である。

実家で晩ゴハン。
ある程度、片付けて、三ツ寺会館に寄って帰宅。

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