航海日誌


7月27日

 帰りに日本橋に寄って帰宅すると一通の手紙が・・・差出人は「大阪府警察本部」
 「な・・・もしや、あんな事とかこんな事が露見したのか!」などとびっくりしましたが、もしそうなら直接、警察屋さんが訪ねてくる筈(いったい、どんな心当たりがあるのやら・・)なので、まず安心。
 次に頭をよぎったのが「もしかして、知人の誰かが何かやって、それをネットのせいにしたとか?でも、パソ通のシスオペやってたのはずいぶん前の話(一応、システムはいまでも生きてますが)だし、現状で私の所に来るのは変だよな・・でも、差出部署は保安一課、そっちの部署か・・・彼かな・・それとも彼かな・・」と、心あたりを思い浮かべながら封を切ると・・・
 プロバイダに対する「わいせつ画像の送信防止についての協力要請」でした。
 私が運営している「ダウンネット」は任意団体でして、電気通信事業者の届出は個人名になっていますから、個人名で出すのも当然なのかもしれませんが、ぜひ、宛名に屋号もつけてほしかったです・・心臓に悪い。

 で、要請文は風営法の「プロバイダはわいせつ映像を送信するのを防止するのに努めなければならない」って奴が書かれていましたが、HTTPは放送なのか通信なのかの判断とか、通信の秘密とか差別的取扱とかの調整は大丈夫なんですかね・・防止したのはいいけど、逆に訴えられたら洒落にならないです・・特に通信の秘密の方なら3年以下の懲役だからエライ事です。
 まあ、ウチはアダルトサイトを含めて危なそうなサイトはホストしておらず、一番グレーに近いのが18禁ソフトのレビューを行っている私の個人ページ(ここ)だから気にする必要はないんですけどね。

7月18日

 JASRAC問題解決。問い合わせの返事が来ました。
 結局のところ、「管理楽曲の使用の事実なし」。ランラランはとりあえず無罪だったようです。

 「なんで利用してないのに使用しているような口調のメールを送ってくるんじゃ、貴様はスパマーか?」と怒ってもいいのかもしれませんが、私のサイトに掲載されている「靖国神社の歌」は同名の曲が3曲あり、うち1曲がJASRAC管理楽曲ですし、遅くなったとはいえ、丁寧な返答をもらったので、まあグレーゾーンでセーフという事に。

 ただ、気になったのが「どういう根拠でメールを出したのか?」と聞いておいたのですが、返事は「音楽に係わるホームページをお持ちの方々にお送りいたしました」。
 ついでに「どの部分が著作権に抵触しているかお教え戴けないでしょうか?」の問については「MIDIデータの楽曲「靖国神社の歌」はJASRAC管理上は管理外の不詳楽曲」「JASRACの管理作品ご利用はありませんでした。」と曲名が出てたり(問い合わせには曲名は付けてない)、利用の事実なしが断定で書かれていました。

 という事は、メールを出した時点が、問い合わせを受け取った時点でうちのサイトを走査したって事でしょうか・・・そもそも、「音楽に係るサイト」にしても、*.midとか*.mp3にリンクしているサイトをクロールしたようなのですが、これだってウチは*.midにリンクしている文章にはメールアドレスは入れてなかったので、人力が介在している可能性が大です。
 うーん、個人サイトに対する対応としては丁寧すぎる気もしますが、個人サイトからも課金というJASRACの方針からすると、これは首尾一貫している、という事になるんでしょうかね。


7月16日

 朝、通勤途中、車内放送の音楽がいつもと違う事に気付き、我に却ってあたりを見渡すと・・・・「乗り過ごし」。
 「本に没頭してて」というのは良くやりますし、「寝てた」とか「考え事してて」というのも判りますが、今日みたいに意識を保ったままというのはちょっと珍しいです。
 いつの間にかバージョンアップしてサスペンドモードでも搭載されたのでしょうか。

 ちなみに、読んでいて乗り過ごしやすいのは佐藤大輔と小野不由美。好きな作家は他にもたくさんいるのですが、なぜかこの2人だけは特に乗り越し率が高いです。
 小野不由美といえば、最近、「十二国記」シリーズが再開され、今日も短編集が出てたので買ってきました。
 このシリーズ、今までは女の子向けの「講談社X文庫ホワイトハート」から出てたのですが、まず、既刊が講談社文庫から再版され、前回の長編「黄昏の岸 暁の天」からは講談社文庫版が先に出るようになりました。
 でも、ホワイトハート版が無くなったかというとそういう訳でもなく、講談社文庫版が出てたすぐ後にホワイトハートからも出ます。しかも、イラストの有無や文字のフォント、間隔の違いから、ホワイトハート版は上下分冊されたりするのでややこしい限りです。
 なんで、そんな事をするんでしょうかね・・まあ、私としては、いい年したおっちゃんが電車の中でホワイトハートを読むのは抵抗があるので、好都合なんですけどね。(間違えて同じ本を買う危険はありますが・・)

7月12日

 時事ネタ。
 もともと「世界一おとなげない二国間関係」などといわれている所に歴史教科書、靖国神社、北方領土サンマ漁などが重なって、日韓問題がいよいよややこしい事になってきました。
 練習艦隊の入港拒否、日本文化解禁の延期、自治体レベルの交流の拒否と韓国はおとなげ無いですが、日本も何ですよね・・

 首相の靖国参拝なんぞ、やれ公式参拝だの記帳だのと大騒ぎして英霊を利用しようとするから話が大きくなっちゃうんですよね・・・「公式参拝」に意味があるのだ、という意見も聞きますが、首相が公式参拝したからといって、英霊をお祭りする人が増えるとも思えず、ただ韓国と中国と共産党と公明党を怒らせるだけだと思うので、そういう事でもめる暇があったら、お祭りする人を一人でも増やす運動でも始めた方がいいと思います。
 小泉首相も本当に英霊の御霊をお慰めしたいだけなら日曜の早朝にでもお参りして、ついでに奉仕団の人達と一緒に掃除でもしてくれば済むんですよ。
 教科書問題は強行突破すべきでしょうね。あの教科書に韓国と揉める価値があるとは思えませんが、一度は検定を通してしまったのだから、表現の自由の話になります。
 それとは別に、あの内容ですから、書いた奴、監修した奴、検定した奴には責任を取らせるべきだと思いますが・・
 サンマ漁は・・韓国にも問題はありますが、まず怒る相手はロシアですよね・・

 それにしても、韓国は本当に日本の軍国主義化を恐れているのでしょうかね?
 かつて、日本にはひどい目に遭わされているし、日本が暴走したら最初にとばっちりがいきそうな国なので警戒するのは判りますが、なんだか日本の神経を逆なでして右傾化を誘っているようにしか見えないのですが・・

7月2日

 JASRACからなんかメールが来ております。
 抄訳しますと「JASRAC管理楽曲使うなら金払え、嫌なら削除しろ」。そんで、ラストに「もし、行き違いに事前申込をしていただいている場合や、すでに手続きの対象となるデータの利用をされてない場合は、ご容赦ください。」との事。

 なんか、私がJASRAC管理楽曲を使っているような書き方なんですが、心当たりがないんですよね・・・
 どこか判らないから、削除も利用許諾の申請のしようもないんですよね・・・「どこで使っているのか判りますか?」とレスしたのですが、返事がありません。
 とりあえず、自分で把握している楽曲使用部分といえば・・

場所楽曲名利用形式委託(作詞/作曲)
ときめきメモリアル2靖国神社の歌MIDI(1番)+歌詞(1フレーズ)無委託/消滅
檸檬からリンク第四師団凱旋歌・霜待つ秋MIDI(1番)+歌詞(全部)無委託/消滅
甲標的大東亜戦争・海軍の歌歌詞(2番のみ)無委託/無委託
不名誉戦記日本陸軍歌詞/替え歌(1フレーズ)無委託/消滅
北海道旅行記北へ。White Illumination歌詞(1フレーズ)管理楽曲
★無委託は権利者不明分や著作権者死亡などに伴う権利消滅も含む

 ぐらいなんですよねぇ・・5曲のうちJASRACに委託されているのは「北へ。 WhiteIllumination」だけですが、上のリンクから見てもらえれば判ると思うのですが、使っているのは、その中でも「北へ〜いこうランララン〜」(*1)の12文字だけなんですね・・・
 唯一の現代曲ですし、引用の範囲に収まるかどうか、少々きわどい使い方なので気にはしてたのですが・・・なんかやりすぎのような気もして、なんだかアンチJASRAC運動のひとつも立ち上げたいような心情です。

 とりあえずはJASRACの返事待ちです。ただ、もしかすると他にJASRAC管理楽曲を丸写しとかをしてて、忘れて放置している可能性もあるので、本サイトで上記以外の楽曲を発見した方はご一報くれるとうれしいです。

*1 このページにまでしのごの言われると困るので引用元を完璧に表示。
  引用元「北へ。White Illumination」 作詞:広井王子 作曲:池毅 出版者:メディアファクトリー アーティスト:THE FOUR SEASONS


7月1日

 「レクイエムハーツ」(イリュージョン)など買ってきました。
 いやー、最近の3Dってすごいの一言ですねぇ・・・6年前に発売されたオリジナルはただのキワモノでしたが、ここまでくれば大したもんです。
 もちろん、膚の質感なんかはまだまだですし、アクションシーンなどでは関節の処理やらなにやら甘い部分は多くありますが、少なくともキワモノは脱しております。
 このゲーム、海軍関係は出てこないから図上演習でレビューはかけませんが、舞台が北海道なので、そのうち厚岸要港部でレビューしましょうかね。

 ついでにもう1本、「胸キュンはあとふるCafe」(ユニゾンシフト)。
 こっちはアニメ絵の従来型(笑)。いわゆる妹属性物で「やきもち」を加えて「やきいも(やきもち+いもうと)ラブコメアドベンチャーゲーム」。
 妹属性物というと、以前に完全妹ゲー「シスタープリンセス」をギャルゲー界の<大井>と評しましたが、本作はかなり濃ゆい妹ゲーで登場キャラも絞った中央突破型でありながら、ふんぎりがつかなかったのか、1人だけ非妹キャラも登場するので、ギャルゲー界の<秋月>の称号を与えます(<秋月>は防空艦として計画されたが、結局、魚雷発射管が付いた)


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