現在でこそ「メイド・イン・ジャパン」は世界に誇る高品質の証ですが、戦前は「安かろう悪かろう」のイメージが強く、また、近隣の非列強勢力と同盟しておらず、そもそも生産力もピーク時の余剰が無かったために需要に応えられない事情があり、基本的に日本製の戦闘艦艇を使っていたのは日本軍だけでしたが、ごく一部は海外に輸出される事もありました。
また終戦時点で残存していた艦艇は鹵獲艦や賠償艦として連合軍で分配されました。アメリカやイギリスに渡った分は概ねスクラップとして売却されるか調査の上で自沈処分になったようですが、中国とソ連分は一部は現役艦艇として使用されたようです。
ここでは海外に輸出されたメイド・イン・ジャパンな艦艇について取り上げます。
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