航海日誌


9月25日

 最近、サイトのデザインで思うところあり。
 私は色覚がおかしいし(センス以前の段階、機能として不全なのです)、デザインのセンスも無いので(こちらは純粋にセンスの問題)、このサイトのデザインはかなりおざなりになっています。
 一応、規格準拠を努力目標(本当は完全に準拠したい所ですが、私の技量では如何とも)としている手前、スタイルシートなんぞ使ったりしていますが、使いこなしているには程遠い状態です。
 で、最近は殆どのページでフォントは固定、背景は無地の白色にしているのですが、やっぱりフォントはブラウザ側設定を使用した方がいいですかね?フォントを可変にした場合、大きくなると白背景だとかなりまぶしくなるので背景色は塗るべきでしょうか。
 あるいは、IEなどではブラウザ側で変更できるものだから、あまり気にする必要はないもんなんでしょうか・・

 で、これ読んでおられる方で、「見難い」とか「こうすれば良い」などという意見のある方がいらっしゃいましたらメールでも掲示板でもいいのでご意見をお寄せください。お願いします。ああ、もちろん、デザイン以外のご意見も随時大歓迎です。

◆参考「特別図上演習/未来にキスを(試作品)」 フォントを可変にして背景色をつけてみました。


9月18日

 自衛隊がインド洋に進出するそうで。
 新聞によるとディエゴ=ガルシアに進出して、インド洋の哨戒や物資輸送、輸送艦隊の護衛を担当するとの事。
 輸送艦はわかりますが、護衛艦やP3Cは一体、何をしに行くんでしょう・・・アフガニスタン(仮)やアルカエダ(仮)がまっとうな海軍や渡洋爆撃できる空軍を持っているという話は聞いたことがなく、もしかするとテロの危険のある横須賀よりインド洋の方が安全だったりして・・
 もちろん、アメリカの時みたく、民間機で突っ込んでくる危険があるかもしれませんが、その場合は自衛隊では護衛艦がいようがいまいが手も脚も出せないような気がします。(特にそれが大韓航空とかキャセイパシフィックとかだったら・・)

9月17日

 マイクロソフトがついに自身が「悪」である事を認めた模様。
 って、MSN内のXP宣伝サイトにデーモン小暮閣下がコラムを書くようですが(10/1連載開始)、それが「なぜWindowsXPが悪魔的OSと呼ばれるのか伝授する」って事なんですけどね。
 しかし、マイクロソフトも自分達が「悪の帝国」扱いされているのは知ってるだろうに、悪魔的OSは無いと思うのですが・・でも、「甘言を以って人を堕落させ、契約を結ばせる」ってのはXPのダークサイドのイメージに近いので、割と言い得て妙って奴なのかもしれない(笑)

 しかし、マイクロソフトも報われないとは思いますが・・・たしかに悪の帝国で犠牲者の屍は山を成し、その血は流れて川を成す、って状態ですが、小市民な一プログラマ兼コンピュータマニアとしてみれば、帝国の恩恵も結構なもんだと思うのですがね。
 完全に独占になるのは、どうかとも思うけど、少なくともソフトもハードもでたらめに乱立していた8ビット時代の混沌はもっと困るような・・・70年代から80年代の日本の政局みたいな一強多弱ぐらいがバランスが取れてていいのかな・・って、今がそう?

9月12日

 なんか、アメリカがエラい事がおきて、そのとばっちりで世界中が難儀な事になりつつあるようで・・・
 しかし、あの手のニュースなんかを見ていると「真珠湾攻撃時のカミカゼ攻撃」(ハワイ攻撃の航空機は通常攻撃)とか「初めてのワシントン攻撃」(なんでホワイトハウスは白いのでしょう?)、「初の本土空襲」(水偵や風船爆弾・・・)などと脱力するような事を平気で言ったりしますね・・
 私は一部のマニアのように「零戦(ぜろせん)」「海軍大尉(かいぐんたいい)」を「れいせん」「かいぐんだいい」と一々訂正したり、制度上の厳密な区別を一般の会話でまで要求したりするのはどうかと思うのですが、商業小説や報道(あるいは人の重箱の角をつつく時)はきちんと調べるべきだとおもうのですけどね・・

 あと、「真珠湾攻撃の時よりも強い衝撃」って言葉が流行っているようで、日本の高官も使ってましたが、あんまし日本人は使わない方が良いような気もしますが・・なんか、便乗して含みがある事を言ってるようで嫌。それに「本土、しかも富と力の象徴をやられた!」という事で一般的な「感情」はともかく、「理性」では真珠湾攻撃の方がダメージが大きそうなんですが。別にWTCがなくってもアフガニスタン(仮)との戦争には支障はないでしょうし、カウンターテロの教科書は書き換わっても、軍事史の常識を書き換える所まではいかないでしょうし・・

9月10日

 コミック「日露戦争物語(1)」(江川達也)買ってきました。
 タイトルの通り、日露戦争に向かう日本のお話。主人公は後のGF参謀で「智謀湧くがごとし」といわれた秋山真之。
 1巻では松山時代が描かれていますが、正岡子規との交友が前面に出てくるところをみると、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の系統の話ですかね。しかし、江川達也って、つくづく芸風の広い人ですね・・・

 帯には「今から100年前、日本は、もっと大変だった!!」とあり「外圧・リストラ・構造改革・・・そして戦争!!」ともあります。
 まあ、いよいよ「国難」って言葉があてはまりそうな今日この頃、いいたい事も判らなくもないですが、どっちかというと日露戦争というのは最初のボタンの掛け違な訳で、バブルの始まりのほうがぴったりくるような気もします・・(負けてれば最悪ロシアの植民地、良くてもタイか中国並でしょうから勝ってはいけない戦争だった、というつもりもありませんが、あそこから日本が確実におかしくなったのも事実。じゃあ、どうしたら良かったか・・答えが出ないのもバブルの落し所と同じような気が。)

9月6日

 もしかすると零戦の飛行を見られる最後の機会かもしれない、という事で「親戚を殺してでも見にいかねば」と思っていたものの、頼りない主催者が出すはっきりしない情報を前に半ば忘れかけていた「ジャパン・エアショー2001」がいつの間にか開催が決定したようで、チケットの予約受け付けまで始まってました。(でも、あの主催者で本当に大丈夫かという不安は今だあるけど・・行って見たら中止とか規模縮小とかだったらかなり嫌だよな・・)
 もう無いものと思っていたので、秋の旅行は山陰か北陸にカニでも食べにいこうかと思っていたのですが、急遽白浜に変更。
 旅行計画を立てていて思ったのですが、白浜の宿って高いですね。こういう純観光地は一人旅は不利です。
 そういえば、私が一人旅を好むのは道中や宿で気を使う(相手がそこそこの関係の場合)orハイテンションになる(相手が特に親しい場合)ので「疲れる」のが嫌なのと私が突飛な計画変更を平気でするので「迷惑をかけてしまう」からであって、旅先で誰かと遭えるのというのは大変楽しみで、結構、申し合わせて出かけたりするのですが、今回の場合、ほおっておいても誰かと遭えそうな気が(笑)

9月3日

 ここ数日、本サイトへのアクセスが急増、昨日なんぞPVベースで普段の休日の5倍というとんでもない数字をマーク。
 2ちゃんねるやヤフー掲示板なんかの大手掲示板にリンクが書き込まれたりすると一気にアクセスが増える事はあるけど5倍は増えすぎ、しかもログ管理ソフトはDoS攻撃の可能性を示唆している。でも、DoSなら5倍は少ない。

 ログを詳しく調べてみると確かに、いくつかのIPから秒単位の連続アクセスが「厚岸要港部」(ウチのサイト内サイト)に発生しており、確かにDoSパターン。
 いったい、どこのどいつが・・と逆引きしてみると、なんと全て「GOOGLE.COM」。よくみりゃ、エージェントは「GOOGLEBOT」だ・・サーチエンジンのロボットがとち狂っているもよう。
 厚岸要港部はリダイレクトを使って kita.down.ne.jp というサブドメインを www.down.ne.jp/ish/ijn/hokkaido に飛ばして使っていたのだけど、GOOGLEのロボットはリダイレクトの解釈に失敗して、本来はwww.down.ne.jp/ish/ijn/hokkaido/file1 であるリンクを kita.down.ne.jp/file1 と解釈する。これは 厚岸要港部のトップページにリダイレクトされるから次はkita.down.ne.jp/file1/file1 というURLを作り...って事でループにはまったらしく、おかしなURLが延々と並んでいる・・・

 別に昨日今日はじめたサイトではなく、GOOGLEのロボットも今まではマトモに動いていたし、そもそもリダイレクトなんて珍しい技ではないと思うのですが、GOOGLEはいったい、どうしちゃったんでしょう?
 とりあえず、リダイレクトはやめて普通の構成にしましたが・・・

9月2日

 31日は勢いで「太平洋の嵐3」「水夏DVD」「雛ちゃんの唄声」「ビター・スイート・フールズ」と4本もソフトを購入してしまい、しかも現在「同窓会リフレイン」が未開封、「サモンナイト2」「君が望む永遠」「水滸伝 天導108星」「パーティズブレーカー」なんかもプレイ中で「いつプレイすんだよ?」状態になっていますが、また散財。

 今回は古書なんですけどね。某ゲームのノヴェライズ小説を探してるんですが、ちょっと古いので古本屋で探した方がいいかと探したのですが見つからず。で、家に帰る途中、なんとなく、中高生の頃のエロ本の供給源(笑)だった地元の古本屋を覗くと・・・
 相変わらずエロ本が優勢な本屋ですが、棚の一部に軍事関係の本が。それも光人とか今日の話題の戦記の単行本とかだけでなく、連隊史とか朝雲とか資料系の本もあり、しかも文華だったら1万円ぐらいしそうな本が2000円とか1000円とかの素敵な値段が・・もうレジスト不能って感じです。
 とりあえず手持ち資金の許す範囲で「歩217連隊史」「ニミッツ太平洋海戦史」など手ごろな値段の本を何冊か購入。体勢を立て直して本格的な再攻勢も計画中・・・しかし、いつ読むんだろう。夏休みに文華で買ってきた本もまだ開いてもないぞ・・

9月1日

 「太平洋の嵐3」(GAM)買ってきました。
 しかし、このゲーム、16ビット時代初期の頃の初代からシステム面でほとんど変わってないんですよね・・オリジナルを作った阿部氏(現ジェネラルサポート)のデザインが優れてたという事なんですかね。

 今回は3DCGが付いたのウリらしく、パッケージにも「忠実に再現した3DCG」なんてあります。たしかに艦艇なんかは綺麗に描かれてるみたいですが、なぜかタンカーは黒船体に白船橋、しかも船尾船橋とまんま現用タンカーだったりします。(戦時中のタンカーは灰色塗装、船橋は真中か前方より。船尾船橋は後半の戦標タンカーからです・・)
 それに「大本営発表機能」がついてますが、電子合成みたいなアクセントで「大本営発表、我が軍は、ウェーキを占領した」ってしゃべるだけなんですね。ハンディキャップユーザーの為のサポート機能じゃないんだから、もうちょっとどうにかならないもんですかね・・「チャンチャンチャチャチャチャチャチャチャチャン(軍艦マーチ)大本営海軍部発表。帝国海軍は激浪烈風を冒してウェーキ島を攻撃し我陸戦隊は頑強なる抵抗を排除しつつ敵前上陸を敢行し、同島を完全に占領せり。同方面の作戦において我方駆逐艦2隻を失えり」ぐらいやって欲しかったです。
 まあ、SLGはデザインが命で、そのデザインはしっかりしてますから、些細といえば些細な事ですが・・。

 あと、架空シナリオ「バーチャルキャンペーン」は凄いです。戦闘艦艇は全て完成状態、航空機も全機種開発完了しており、各根拠地にはキ91とか烈風とか震電とか恐ろしい機体が各1000機ずつ合計8000機づつ配備され搭乗員、物資、各種部隊も充実。VTヒューズやレーダーなど核兵器以外の科学技術もMAX値。
 通常にプレイすると序盤の山は大陸打通と中国屈服で関東軍を南下させたり、内地部隊を根こそぎ引き抜いたり、マレーとフィリピンの戦況次第ではサイゴンや台湾の海軍航空隊も大陸に送ったりと結構大変ですが、このシナリオでは1万機のキ91が中国軍600個大隊を1フェイズで焼き尽くしてしまい、一瞬で終わってしまいます。
 S田やA巻の妄想戦記も真っ青な状態ですが、これでいったい、これで何をしろと・・・


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