航海日誌

7月29日 枕木って、レールの下の奴ですよね

 こないだの貴船旅行の旅行記を書くべく叡山電鉄のHPを観てたのですが、この会社、ウェブサイトの商品販売コーナーで枕木なんぞ売ってどうするつもりなんでしょう・・・たしかに土留めに使えるかも知れませんが、普通、そういうものが必要な人が鉄道会社のページは探さないと思うのですがね・・・・京都の人間のやる事は良く判らん。

7月27日 あぶない所

 今日はコミケの事前演習(耐暑訓練)&Lost Passageの余波で、なんとなく京都の貴船神社に言ってきました。
 で、貴船から鞍馬山を通って鞍馬寺を見ていく予定だったのですが、ちょっとした勘違いから鞍馬山ではなく貴船山の山道に挑んでしまい、見当違いの方向にずんずん進むという非常に危ない真似をやってしまいました。
 幸い、途中で気づいて事なきを得ましたが、あぶない所でした。事前演習で事故なんかに遭ったら洒落になりませんもんね・・・それこそ「八甲田山」です。

 ところで、話は変わりますが、ウクライナの航空ショーでSu−27が墜落、観客に飛び込んで66人が死亡したとの事。
 しかし、例によって乗員2名は無事。ズヴェズダK−36DMイジェクションシートおそるべし、って感じ。なんでもマッハ3で飛び出しても大丈夫だとか、ヘリにも積めるだとか、いろいろと凄いらしく、実績も豊富。いや、西側のACES2だって湾岸とか中東で実績はあるんでしょうが、K−36DMは衆人環視の中で起きたもんだけにインパクトが違いますよね・・そーいえばイーグル用のイジェクションシートって日米で共同開発してた筈ですが、あれってどうなったんでしょう?

7月18日 ザウルスレビュー#5 ムービー

 なんか、今月は日記というよりザウルスレビューコーナーな気もしますが、今回もザウルス。
 今回はムービー機能。MI-E2x はNancyを前面に出しているようですが、私は変に安かったビデオレコーダーCE-VR1を使っているのでMPEG−4です。
 で、このCE-VR1、いわゆる「ビデオキャプチャユニット」って奴なんですが、PCやザウルスに繋いで録画するのではなく、PCカードスロットに挿したメモリデバイスに録画するという、ある意味、HDDチューナーに近い性質を持った変り種です。(TVチューナー機能はありません) 他にPixLab MPEG-4コンバータ(CE-CV1)というWindowsソフトもあって、こっちはWindowsで再生できるビデオを MPEG-4 にコンバートする事ができます。

 音声はモノラルですし、動きもかなりカクカクしていますが、実用に耐えないというほどのもんでもないです。どんなもんかというと・・・こんな感じ(MPEG-4/G.726ムービー 304KB)
 PC上でこんな感じもないだろう?という説もありますが、VR1やCV1はザウルス用にカスタマイズされていて、ザウルスで再生した時にそれ以上コマ落ちしない程度にカクカクした動画を作ってくれるので、Windowsでもだいたいの感じはわかるのです。ちなみに内容は天保山で撮ったH.B.ポーラースター<キャプテンクック>の10秒ほどの動画で、たいしたもんじゃないですが、人前で再生すると全てを失うような性質のもんでもないです。

 さっそく、通勤で動画。とはいっても、動きのあるアニメやスポーツはカクカク感が目に付くし、音声がモノラルだから音重視の物もつらい。映画は電車の中で観るには長いし・・・何か無いかと探しているとNHKでプロジェクトXをやっていたので、これを使う事に。320x240ファインモードで約50分。容量は100MBちょいでした。
 やっぱりカクカク感はありますが、プロジェクトXのように静止画中心だと話に入り込むとほとんど気にならないですね。ただし、人物のインタビューシーンのように顔が大写しになるシーンでは、コマ落ちの加減で非常にフラフラした映像になって少々気持ち悪い感じです。Nancyではこの辺はどうなんでしょう?

 今回は、これを通勤電車の中で観たわけですが、最近は電車の中で携帯をいじる人も多いので、PDAをいじっていても目立たないと思うのですが、何も操作せずにじっと見ているのが気になるのか、数人が覗き込んできました。ややこしい動画にしなくてよかった(笑)
 外で何かするときの最大の問題点、バッテリーのほうはというと・・かなり苦戦。マイクロドライブから直接再生した事もあって約1時間でギリギリでした。(E25DCは電池の残量が5段階中の2以下になるとマイクロドライブが使えなくなる)
 MP3や通信ではそんなにバッテリーは気になりませんでしたが、動画に手をだすならバッテリー問題をなんとかしないといけませんね・・純正の予備バッテリー購入、Enaxの大容量バッテリー購入、乾電池ボックス自作などの対策案もありますが・・・バッテリーは結構高いし、電池ボックスはリスクが大きいしなぁ・・

7月13日 ザウルスレビュー#4 ソフト

 コンピュータはソフトが無ければただの箱ですが、ザウルスは初期ソフトが充実しているので、普通の使い方をする分にはあまり追加する必要はないのですが・・・(PC連携ソフトぐらいでしょうか?)

・地図ソフト
 モバイルアトラスforザウルス(アルプス)。1万分の1、2万分の1、7万分の1、20万分の1の4種類の地図(大都市は全種類利用可能だが、山間部は20万分1のみなど地域により使用できる縮尺が異なる。)が利用可能。PC上にインストールし、必要な分だけザウルスに転送して使います。
 大阪市北部と吹田市など(私の行動範囲)の地図を転送したところ60MBほど要しました。転送は自動ではなく、自分でディレクトリを掘る必要があるなど、最近の何でも自動に慣れた初心者にはツライかもしれません。
 あと、「ここNavi位置情報サービス」に対応、PHSの基地局から現在位置を特定する機能があります。とても便利な機能ですが、電波が強いDDIポケットの利点が裏目に出たのか、かなり豪快な精度で通りの2本や3本は平気でずれる事があり、無条件で信用すると余計に事態が悪化するかもしれません。

・ゲームソフト
 とりあえずいろいろと入手。
 まずは「ゼビウス」。シャープのスペースタウンからオンライン購入。画面はきれいですが、コントローラーは使いにくいなぁ・・・。スピードもいまいちで、まあ動いている程度。
 つづいて「ドラゴンクエスト」「ウィザードリィ」。ファミコンのソフトをザウルスで動かす「NextFCE for Zaurus」を使用。一般にエミュレータはダークサイドに属するとされますが、オリジナルのハード&ソフトを所有していれば基本的には合法です。もともと、ザウルスのハードはアクションゲームをするようには作られていないので、RPGやAVGなんかの方がよさげです。「NextFCE for Zaurus」にはCPUをオーバークロック動作させる機能があり、使うと快適ですが、ザウルスにかかる負荷を考えると使うかどうか悩む所です。
 そして・・・「恋愛CHU!」。エミュレータは「わっふる」。さすがにカラー液晶はきれいです。でも、電車の中で18禁AVGをプレイするというのは、常識ある社会人のするこっちゃないかもね。フロントライトがついたおかげで視認性が増して、隣から見られるとエラい事だし(笑) あ、でもスポーツ新聞の風俗欄をヲヤジと大差はないか?

7月12日 ザウルスレビュー#3 メモリ

 MI-P2のメモリスロットはコンパクトフラッシュ(CF)でしたが、MI-E25DC はPHSカードや無線LANにCFを取られる事を考慮してかCF&SDの二本立てになっています。私もPHSカードを買いましたから、メモリはSDを使う事になります。
 購入したのは128MB。いや、私の管理する情報なんて2HDのフロッピー1枚あれば充分に収まっちゃうレベルなんですが、MP3のデータとか、暇つぶし用のテキストとかが結構大きく、P2ではデータ用の64MBとシステム用の16MBの2枚のCFを使っていたのですが交換が邪魔くさいので大きなのを1個にしました。
 さらに、CFデバイスなので使い勝手は悪くなるのですが、大容量に引かれてマイクロドライブ(MD)も購入。PDAに1Gのハードディスクと160MBのフラッシュメモリーが載るってすごい時代になったもんですよねぇ・・・私が始めて買ったHDD(X68000内蔵HDD)は20MBでしたから500倍ですよ。

 そして、プラネックスのCF−SM。CFスロットにスマートメディア(以下SM)を挿すためのアダプター。この種のアダプタはザウルスでは動作保障してない事が多くCF−SMもザウルスについては一言も触れられていませんでしたが、ザウルスでSMが読めるとデジタルカメラの母艦に使えて非常に便利なので、安くはない代物ですが、敢えてチャレンジ。
 結果は・・・・勝利。カメラ側でフォーマットした128MBのカードもちゃんと認識しました!
 MDもCFスロットに挿入するデバイスですから、直接SM→MDのコピーはできず、SDカード経由になり時間も手間もかかりますが、コピー可能。これでノートを持ち歩く理由が1つ減りました。
(あくまでも私の環境で実行した結果であり、メーカー保証がある訳ではないので、購入・使用するときは各自の自己責任でお願いします)

7月11日 ザウルスレビュー#2 コミュニケーションスーツ

 今まで使っていた MI-P2 は革もどきの液晶カバーが落ち着いたいい感じだったのですが、 MI-E25DC の添付液晶カバーは少し安っぽい透明プラスチック。しかも、取り外し可能の為、取り外したくない時でも取れてしまう事があり、別途ケースも購入する事に。

 今回購入したのはエクストリーム・リミットの「MI−E25DC コミュニケーションスーツ」。システム手帳ぐらいの大きさのシックな革製ケース。本体に比べてふた周り以上大きく、上面もすっぽり覆われるのでモデムカードを挿しっ放しにできるのがGOODです。
 MI−E25DC専用だけあってジャストフィット。両面テープなどの固定具などは使用しませんが、逆さにして振り回しても中身が飛び出す事はありません。(まねしてザウルスを破壊した、という苦情は受け付けませんのであしからず)
 また、各種スロットやコネクタの位置には穴が開いているか干渉しないようになっていて、裏面にはカメラ用の穴まであいており、電池交換、リセット(電池ケースの蓋をはずす)、クレードルを使う以外の大抵の操作は取り出すことなく可能という、文字通り誂えたようなケースです。

 第一印象は「少し大きいかな?」と思いましたが、外で使ってみると結構持ちやすくて使用感は上々。特にキーボードのスライドなどは下にひっかかりがある分、裸の状態よりもやりやすくなっています。
 間違えてもポケットには入らない大きさですが、落下や塩害(汗でPHS端末を壊した事があります)のリスクを犯して無理してポケットに入れる事はないので、まあいいでしょう。
 そのほかに気づいた問題点が数点。まず利点の裏返しですが、上面の余分が大きいのでCFカードの抜き差しが大変です。アンテナ部がでっぱっているモデムカードはまだいいですが、CFメモリやマイクロドライブを抜くのは少し手間です。
 さらに前述のとおりリセット操作。もちろん、付属やSSTで売っているソフトだけ使っていればめったにリセットは必要ありませんが、少々怪しいMOREソフトを使ったり、自作で何か作ったりすると割と頻繁にリセットが居るんですよね・・
 最後はケースの構造の問題。見開きで右側がザウルス、左側はCFカードやSDカードを格納するポケットになっていて、それに被さる形でメモ用紙を配置可能・・・SDカードを下敷きにするのはどうかと思うのですが・・・・

7月10日 ザウルスレビュー

 MI-E25DCに加えてCFカード型PHS端末CFE-02も買っちゃいました。ライバルのRH2000Pに比べてネット25に対応できないという欠点がありますが、サイズが小さいので安心して挿しっ放しにできる点と消費電力の点で利があり、CFE-02となりました。
 今までもPHS端末とCE-PT2(PHS通信ケーブル)は持っていたのでできる事は変わらないのですが、今までは「ザウルスを取り出す」「PHS端末を取り出す」「ケーブルを取り出す」「ケーブルをPHS端末につなぐ」「ケーブルをザウルスにつなぐ」の5アクションだったのが、「ザウルスを取り出す」だけの1アクションに短縮され、また料金が定額制なので変な脅迫観念に駆られることもなく、「いつでもどこでも」感が大幅に向上しました。

 早速、通勤中に使ってみる事に。一応、断っておきますと、地下鉄で通信するのはマナー違反ですが、音声通話はしてないから人に迷惑をかけてないし、医療機器への影響は混雑してない(私は10時出勤なので朝ラッシュは終わっている)のでOKという事で。だいたい、移動局でも10Wぐらいある鉄道無線が大丈夫なんだから、バースト時でも80mWを超えないPHSが駄目な理由って無いような気もするんですがね・・「携帯と似ているから」という訳のわかんない理由で禁止しないで欲しいもんです。
 それでも、万一の事態〜旧式の(PHSと相性の悪い)ペースメーカーを付けた薄着している人の胸に最大出力になっているPHSカードを押し付けてしまうような事態〜に備えて隅っこで使いました。

 当然ながら地下区間は圏外。でも、接続が切れたりエラーになる事はなく、駅に着くとちゃんと通信を再開できます。また、地上区間では駅間でも全く問題なく通信できます。PHSが出始めた頃の歩きながら電話してても切れてたのが嘘みたいです。
 32Kなのではっきりいって遅いですが、QVGAでCGサイトを見ても仕方ないので見るのはニュースサイトか掲示板程度なので余り問題はありません。さすがに地下区間で停車中に大きなページを落とそうとするとスピードが足りず一区間落としかけの画面を見続ける事になります。
 MI-E25DCは縦型ザウルスですが、ブラウズは横でもできます。Webページは大抵は横の方が見やすくできていますが、縦だとキーボードが使えるし、持ちやすいんです。もっとも、縦横は簡単に切り替えられるので、そんなに気にする事もないかも知れません。
 一番気になったのは「今、何で通信しているのか?」という事。CFE-02にはLEDの色で判るようになっているのですが、私、色弱なんですよね・・・もし、パケット方式(定額制)のつもりで回線方式(従量制)で繋いでいたら・・・なんて思うと気になって仕方なかったです。画面で確認する技が欲しかったなぁ・・

 なお、気にしていた電池は「往復通信、寄り道1時間ほどMP3」で半量残、「往復通信、日中は自動メールチェック、寄り道1時間ほどMP3」、「往復と昼休みに通信、MP3少々」で半量残と自動メールチェックをしなければ特に気にする必要が無いような気もしてきました。予備バッテリ−or大容量バッテリーの購入は見合わせようかな。

7月6日 新マシン導入

 ザウルスを MI-P2 から MI-E25DC に買い替えました。「日の丸ザウルス」の最新鋭機種。「世界ザウルス」(リナックスザウルス)の登場で多少は安くなっているかと期待していたのですが、あんまり安くなかったです・・・
 使った感想は・・うわ速い。起動は一瞬だし、アプリも速い。パソコンを買い換えた時の感動に近いものがあります。CPUはどっちも日立のSH−3ですが、じりじりとクロックは速くなっているらしく、動作のサクサク感が違いました。
 E25DC は安くはなってなかったですが、なぜか CE-VR1(MPEG-4 ビデオレコーダー) が素敵に安かったので衝動買い。早速、テスト用に「北へ。 PURE SESSION 」をキャプチャしてみる・・へぇ・・ここまで出るのか・・一番上の画面モード(320x240 ファイン)では流石にカクカク感があって、動きの速いシーンやズームやパンはかなり駄目ですし、マイクロドライブから直接再生させると時々コマ落ちどころかシーン落ちを起こしたりしますが、こんな小さなマシンでここまで出れば上出来。音はモノラルで音質も全く論外ですが。
 ただ、電池が不安。マイクロドライブから「Pure Session」の声優インタビュー以外の部分&MP3を数曲再生するとバッテリー残量が1/2に。P2は乾電池でしたからどうにでもなりましたが、E25DCはリチオンだから何か対策を考えとかないといけないかも・・・まあ、ザウルスは電池が切れても使えないだけで済みますが。

7月2日 もう誰が誰やら・・・

 月末ラッシュの上に先々週は岡山旅行に行ってたので消化できず、積み気味になっていたのでギャルゲーを集中消化中。
 「結い橋」「みずいろ(再販)」「D.C.」「Lost Passage」・・・なんか全作品とも義妹あるいは偽妹が登場、後ろ2作は2人いるので合計6人も出てきて、キャラがかぶって誰が誰やら混乱してしまいました。まあ、世の中には単独で「分隊規模」で妹が登場する、とんでもないソフトもありますが・・・
 しかし、こんだけ数が出てくると「女性である」以外に共通点が無くなってます。普通、妹なんだから「年下」という防衛ラインがありそうなもんですが、上記6人のうち2人が突破してしまっています。あ、上記4作品はいずれもホロシールの張ってあるソフトなので「血が繋がっていない」という共通点はありますが(笑)

 しかし、妹というのは世間一般では間違いなくアブノーマルに系する属性な訳ですが、最近のギャルゲーはかなりの確率で妹系が出てきます。いつの間にここまで馴染んでしまったんでしょうね・・・
 思うに「痕」の初音や「Piaキャロ2」のミーナなど、妹「みたいな」キャラは割と昔からあり、一定の勢力を誇ってましたが、直撃になりだしたのは99年ぐらいから・・「加奈」とかその辺ですかね。あ、「ココロ」の回収騒ぎはもう少し前でしたっけ?(まあ、20年近く前の「天使達の午後」にも出てきますが・・)



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